A Decade After(まとめ①)

DSCN4734.jpg

片付けが漸く一段落ついて、
旅の記録を振り返ることができました。
いやぁ、長期ロードの疲労感が残ったままで
1週間を乗り切るのはキツいですね~。
ホントに一杯一杯でした。(汗)

さて、今般のコロナ・パンデミックをめぐって、
終わることの無い「我慢」を強いる権力者たちに対し、
半ば怒りにまかせた形で、私なりの「レジスタンス(反抗)」
敢行してきましたが、如何だったでしょうか?

今回の11日間に渡る紀行のなかで、
私自身が抱いた「2つの印象」について
今日は語ってみようと思います。

*************

印象1:お金ではなく知識や経験値こそが財産になる

超大国による覇権争いが激しくなる世界情勢を踏まえて、
人口もGDPもピークアウトして衰退の一途をたどる
これからの日本の行く末を考えると、
今後の数十年間に少なくとも現在日本で暮らす私達が、
経済的な豊かさを謳歌することは望めないのではないでしょうか。

語学に明るく、職務的にも秀でたものを持っていれば、
海外に進出して財を成し、優雅な老後を満喫することも
出来るかもしれませんが、私を含めた大多数の日本人には
望むべくもない道なのだろうと思います。

そういった状況のなかで、裕福ではないにしろ
困窮することなく日々を生き抜いていくために、
お金ではなくて「知識」「経験値」を積み重ねていくことが
自らの活路を切り開くことに繋がるのではないかと考えます。

逆に、経済的な多寡を価値基準にして生きる、
すなわち貯金をたくさんこしらえて生活の糧にすることは
とても危険な行為に感じられます。
なぜかというと、それは「生殺与奪の権」
他者に委ねることに繋がりやすいからです。
「ニクソンショック」ではないですが、
「はい、明日から1ドル=200円に変更しまーす!」
と言われてしまったら、単純計算すれば貯金額が
半分に目減りしてしまったと解釈できますよね?
そのとき貯金が1億円だったら5千万円、
2千万円だったら1千万円になってしまいます。
だからといってそれに対して、拒否権は私達にはありません。

「知識」や「経験値」についても、目減りはあるかもしれません。
例えば今更ワープロやポケットベルの操作方法について
学んだとしても実質的な価値はほとんど無いに等しいでしょう。
むかし汗水流して覚えたことも、
直接的に役に立たなくなることはあり得ます。
しかし、貯金に頼って暮らすのと大きく違うことは、
他者に「首根っこを捕まれる」ような要素が少ないことです。
基本的に1回経験したことは無くなりませんし、
自分の心がけ次第で、いくらでもスキルアップは図れます。

本ブログを始めた当初、
「未知との遭遇」に注ぐエネルギーは有限であり、
ある臨界点に達した段階で限りなくゼロに近づくと言った話をしました。
要は、新しいものを際限無く追い求めても、
それは過去に経験した何かの再生産に過ぎないのだから
意味無いじゃん?みたいなことです。

今回、10年ぶりに「故郷」に帰って列車に揺られ、
当時と同じアングルで写真を撮ってみて感じたことは、
「未知との遭遇」にエネルギーを「費やす」のではなくて、
「未知との遭遇」によってエネルギーを「得る」のではないかということです。
10年ぶりに撮った写真には、
この長い時間のなかに味わった様々な感情が
詰まっているのではないだろうか。
この写真には、なにか大きな意味があるのではないか、と。
私にそれを理路整然と説明できるだけの
ボキャブラリー(語彙)と知能が無いので、
何とももどかしいのだけれど、間違いなくそう感じるのです。
こればっかりは、科学や理論では証明できないですね。

今まで数年間の知的研鑽のなかで得た教訓として、
この世で起こる出来事、この世に存在するほとんどの事象は
「相対的」で絶えず移り変わっていることを学びました。
仮に私達人間の体内に、知的なエネルギーを
貯蔵できる「電池」のようなものがあるとして、
それは一方的に放電を繰り返すだけではなく、
時には充電も行うことができるなど出し入れが可能で、
なおかつその「貯蔵量」もそのときの状況によって
劣化して減ったり自己修復で増えたりする・・・。
そんなイメージが浮かんできましたね、えぇ。(掛布さん風、笑)


あーあ、またMCの長話がはじまったよ。(笑)
ちょろっと話して纏めようかと思いましたが、
1回で纏まりませんね。

つまりは、「やめ鉄(鉄道趣味を辞めたひと)」という
これまでのスタンスは保持しつつも、
現在自分が持てる素養や知識のグリッド(ます目)
凝り固まるのではなくて、
どんどん新しいインプットを取り入れながら、
価値基準をアップデートしていこうということです。

今日のところは、ここら辺でよかろうかい。
2つ目の印象は次回にしましょう。ではでは。













この記事へのトラックバック